対象:
Swift

Stringの連結と補間(Swift)

SwiftでRubyの式展開(#{変数名})と同じような事ができる。別な言い方をすると、ダブルクォーテーションで括った文字列中にコードを埋め込むことができる。

ここで、リンゴの個数を表示するプログラムを考えてみる。リンゴの個数は通常整数値として扱うので、それを表示するためには最終的に文字列に変換する必要がある。例えば、"リンゴは 1 個あります"というようなメッセージを表示するには、以下のように文字列とStringに変換した整数値を+演算子で連結する。

        var n = 3
        alert.message = "リンゴは " + String(n) + " 個あります"

これをもっと簡潔に書くには\()で整数値を括ると良い。尚、Windows PCと異なり、Macでは"\"(バックスラッシュ)と"¥"(円マーク)は区別される。"\"(バックスラッシュ)はOption + ¥(円マーク)で入力できる。

        // (の前はバックスラッシュ
        alert.message = "リンゴは \(n) 個あります"

また、式展開と同じように演算や、コメントを書くことも可能だ。

        // (の前はバックスラッシュ
        alert.message = "リンゴは \(n + 1 /* コメントも書ける */) 個あります"
(2014/06/07)

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